
FIRE後に訪れた、静かなブランクの時間
2025年1月を最後に、私は約一年、ブログから離れていた。
そのあいだにしていたのは、FIREを実現し、お金が自動で投資に回る仕組みを整え、「働かない」「何もしない」という時間をあえて自分に許すこと。
ずっと走り続けることが“正しい”と思い込んでいた私にとって、それは勇気のいる選択だった。でも、立ち止まってみると、怖さと同じくらいの静けさと豊かさがあった。
いったん空っぽになると、ようやく見えてくる景色がある。そこに、私が探していた自由の感覚がふわりとあった。
お金が働いてくれる安心
FIREは「仕事をしないこと」そのものではなく、生活が自動的に回る安心を手に入れることなんだと、この一年で自然とわかってきた。
株式投資やインデックス投資を仕組み化すると、お金が静かに私のために働き続けてくれる。
そのおかげで、朝起きたときの不安が少しずつ薄れていき、未来の土台がゆっくり積み上がっていくような感覚が生まれた。
“お金が動いてくれている”という実感は、頭で理解するものではなく、身体で感じる安心なんだなと気づいた。
その経験は、私にとってとても大きかった。
お金の使い方にも、やさしい変化が生まれた一年
働かない時間が生まれると、自分が何にお金を使うと満たされるのか、はっきり見えてくる。
仲間や家族との旅行、心と体を整えるための投資、ふっと笑顔になるような体験。
忙しいときにはつい後回しにしていたものこそ、実は人生を豊かにしてくれるものなんだと静かに実感した。
「時間に余白があると、私は何を大切にしたいんだろう?」
そんな問いに向き合えたのも、働かない期間があったからだと思う。
お金の金額ではなく、“どう使うと心が軽くなるのか”“どこに温かさを感じられるのか”。
それを丁寧に感じながら過ごした一年だった。
これからは、お金を通して見えてきた世界を届けたい
この一年で、たくさんの気づきがあった。
立ち止まったからこそ見える不安や静かな喜び。
仕組み化がもたらす安心や、価値あるお金と時間の使い方。
これからは、FIRE後のリアルなこと、お金にまつわる視点、そして“お金を中心に見えてきた私の世界”を、少しずつ共有していけたらと思っている。
無理なく、自然に。
そして軽やかに、心地よく。
そんな歩き方で、またここから進んでいきます。


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