[2026年6月]S&P500運用報告 – 981万円投資結果

資産形成の記録

2026年6月も、S&P500は引き続き元気な動きを見せ、年初からの最高値更新は23回にもなったそうです。その一方で、FRBが利上げをするかもしれないというニュースが市場に影を落とす場面もあり、投資家の間では期待と不安が入り混じる一ヶ月となりました。 こんなふうに市場が揺れ動く時期こそ、「自分はどう投資と向き合うか」を見つめ直すいいタイミングだと感じています。今月の運用報告でも、投資の基礎知識、最新の市場の動きの振り返り、私のブレない投資戦略の再確認、また長期的な資産形成の大切さについて、じっくりお話ししていきたいと思います。投資が初めての方も、すでに経験のある方も、ぜひ最後までお付き合いください。

💡 S&P500とは:アメリカの代表的な株価指数。アメリカの大企業500社の株価をまとめたもので、「アメリカ経済全体の体温計」のようなものでもあります。

💡 FRBとは:アメリカの中央銀行にあたる組織

投資とギャンブルって、何が違うの?

これから資産形成を始めたいと考えたとき、多くの人が最初に抱く疑問だと思います。損をするかもしれない=ギャンブルと同じなのではと感じて、なかなか一歩を踏み出せない方も少なくありません。

でも実はこの二つには、お金の増え方の仕組みに決定的な違いがあります。

ギャンブルとは?:ギャンブルは、参加者みんなが出し合ったお金を、勝った人と負けた人の間で取り合う仕組みです。たとえるなら、10人が1,000円ずつ出し合って、1個の大きなケーキを焼き、勝った1人がそのケーキを丸ごと総取りするようなもの。誰かが得をすれば、その分必ず誰かが損をします。しかも実際には、そこから運営側の取り分(手数料)が切り取られるため、参加者全体で見れば、最初に用意したケーキより、戻ってくるケーキの量のほうが少なくなってしまいます。みんなで分け合うケーキの大きさは増えるどころか、むしろ少しずつ小さくなっていくのです。

一方で、私たちが実践しているインデックス投資は、特定の会社1社に賭けるのではなく、市場全体に幅広く長期で投資する方法であり、これとはまったく違う仕組みで成り立っています。

投資とは?:世界中の企業が、新しい商品やサービスを生み出し、働き、利益を上げる。その積み重ねによって、世界経済というケーキそのものが、長い目で見ると少しずつ大きく焼き上がっていきます。投資とは、自分のお金をそのケーキ作りに参加させること。ケーキが大きくなれば、そこに参加している人たちの取り分も、誰かから奪うことなく、みんな一緒に増えていく可能性があるのです。

つまり、ギャンブルが「すでに焼き上がった1個のケーキを、勝った人と負けた人で奪い合うゲーム」だとすれば、投資は「みんなで力を合わせて、ケーキそのものを大きく育てていく営み」だと言えるのではないでしょうか。

目先の値動きの不確実さに、必要以上に怯える必要はありません。仕組みを正しく理解した上で、未来の豊かさのために、小さな一歩を踏み出してみませんか?

今月の市場動向

S&P500の値動き

前回の報告日である2026年5月23日、S&P500の終値は7,473.47ポイントでした。そして本日2026年6月23日時点の最新終値は7,500.58ポイント(6月18日時点)。この期間でS&P500は約0.36%値上がりしたことになります。

「0.36%」と聞くと小さく感じるかもしれませんが、これは1ヶ月という短い期間での変化です。途中で一時的に値下がりする場面もありましたが、全体としては落ち着いた、堅実な値動きを保ちました。特に月初には史上最高値を更新する場面もあり、市場の底力を感じさせる展開でした。

今月、市場に影響を与えたニュースTOP3

今月の市場を動かした主なニュースを、あげてみたいと思います。

① FRBが「利上げをするかも」と示唆したこと

何が起きた?:アメリカの中央銀行にあたるFRBは、6月の会合で政策金利(お金を借りるときの基準となる金利)をいったん据え置きましたが、一部のメンバーから「年内にもう一度利上げが必要かもしれない」という発言が出ました。これは、インフレ(物価が上がり続けること)がFRBの目指す水準より高いままだからです。

なぜ重要なの?:金利が上がると、企業はお金を借りるのにより多くの利息を払わなければならなくなり、私たちもローンを組みにくくなります。その結果、企業の業績が伸び悩んだり、人々の消費が控えめになったりして、株価が下がりやすくなるのです。だからこそ市場は、FRBの一言一句に敏感に反応しました。

②テクノロジー株の一進一退

何が起きた?:今月はテクノロジー関連の株が市場を引っ張る場面と、逆に値下がりする場面の両方がありました。特に半導体関連の株は、一時的に大きく値上がりして市場全体を押し上げましたが、その後は「利益確定売り」(値上がりした株を売って利益を確定させる動き)によって値下がりする場面も見られました。

なぜ重要なの?:S&P500には、世界的に有名な巨大テクノロジー企業がたくさん含まれています。そのため、これらの会社の株価の動きが、指数全体に大きな影響を与えるのです。AI関連技術への期待は引き続き高いものの、株価が急に上がった後には、いったん落ち着く(調整が入る)こともよくあります。

③日本株が歴史的な高値を更新

何が起きた?:日本の株式市場、特に日経平均株価が過去最高値を更新し、初めて70,000円台に到達しました。これは、海外の投資家から日本企業への評価が高まっていることや、円安が進んでいることなどが背景にあると考えられています。

なぜ重要なの?:私のポートフォリオ(資産の組み合わせ)はS&P500が中心ですが、日本経済の動きは私たちの暮らしにも身近に関わっています。日本株の好調は、日本経済全体への期待の表れであり、投資家の気持ちにも良い影響を与えるかもしれません。ただ、S&P500と日本株は、それぞれ違う理由で値動きするものなので、「どちらが優れているか」ではなく、それぞれの特徴を理解することが大切です。

6月度 – eMAXIS Slim 米国株式 S&P500 運用実績

現在の評価額:¥14,953,212円

評価損益:¥5,134,258(52.29%)

評価損益 前月比:+ 68,990円

運用期間:5年10ヶ月

含み益が500万円を超えました。相場の変動はありますが、市場の成長を信じて、経験を積みながら長期投資の大切さを実感しています。

今月も、S&P500への積立投資を続けています。今月の追加購入額は5万円です。これにより、S&P500への累計投資額は980万円となりました。毎月積み立て続けることで、市場の上がり下がりに振り回されることなく、着実に資産を積み上げることができています。

今月の学び・投資哲学

今月は、FRBの利上げ観測やテクノロジー株の値動きなど、市場に「この先どうなるんだろう」という不安が漂う場面がありました。こんな時こそ、私が大切にしている「長期・積立・自動化」という投資の考え方の意味を、あらためて実感させられます。

市場が不安なニュースに反応して値下がりすると、多くの人は「今のうちに売っておくべきか」「もっと下がるのでは」とつい感情的になってしまいます。でも、長い目で見れば、こうした短期的な値動きは「長い道のりの中の小さなでこぼこ」にすぎません。以前の記事でもお伝えしたように、感情に流されず、自分で決めたルールに沿って淡々と積立を続けることこそが、複利=利益が利益を生んでどんどん資産が増えていく力を最大限に活かす秘訣なのです。

また、日本株の好調はうれしいニュースですが、だからといってS&P500の積立をやめて日本株に乗り換える、といった行動は、感情に流された判断になってしまう可能性があります。それぞれの市場の特徴を理解した上で、自分の投資目標に合った分散投資を続けることこそが、リスクを抑えながら着実に資産を増やしていく一番の近道だと、私は考えています。

まとめ

2026年6月も、S&P500は最高値更新を続ける一方で、利上げ観測という新たな心配の種も浮かび上がりました。でも、こうした市場環境だからこそ、「長期・積立・自動化」というブレない投資戦略が、資産形成をしっかり支えてくれると確信しています。

投資の道はこれからもずっと続きます。焦らず、自分のペースで、そして何より楽しみながら、経験を重ね続けることが、豊かな未来へとつながる道だと思います。来月も、市場の動きを落ち着いて見つめながら、コツコツと資産形成を進めていきたいと思います。

このブログでは、投資だけでなく、お金や暮らしに関するマインドセットについても発信しています。ぜひ他の記事も読んでみてください。それでは、来月もお楽しみに。

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